その本は『日本婦人』という雑誌で、「昭和十八年 四月號(ごう)」と書いてあった。
1943年発行だ。60年以上も前の本だ。
いったいあの老人(仙人?)はどういうつもりでこんなものをオレに授けたのだろうか?
ちなみに昭和18年というのはどういう年かというと、
「ミッドウェー」や「ガダルカナル」で日本軍がこてんぱんにやられまくったのが昭和17年で、それまでの「イケイケ!」状態からかなりやばくなってきた頃だ。ただ、まだサイパン島がとられていないので、本格的な本土への空襲は未経験。だから、「物資は少なくなってきたけど、戦いはまだまだこれから!」というそんな感じの頃だ。
紙の質もわら半紙のようだが、表紙や巻頭ページはまだカラー刷り!→
このころの表紙は働く女性の凛とした姿が多いのだが、これは何となく疲れた感じの人に見えてしまう。
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