 |
いちご狩り農園の種類
■高設水耕栽培■

現在最も多い栽培法はこのタイプです。
ロックウール(石綿)などの軽い素材を土の代わりに使用し、パイプで棚を作り高い位置で栽培します。
水や養分はコンピュータ制御で自動的にパイプから染み出してくるので手間はあまりかかりません。
土がないので虫や病気が出にくく農薬の量を減らすことができます。清潔なので洗わずにイチゴを食べることができます。しゃがまなくていいので女性にも人気です。
ベビーカーも通れます。
■土耕栽培■

土に畝(うね)を作りイチゴを栽培する従来からある栽培法です。水耕栽培に比べると初期投資の費用は少なくてすみますが、「手間は3倍かかる」(某農園のおじさん談)ということもあって現在ではあまり見られなくなりました。
イチゴに土が付かないように黒いビニールシートをかぶせてあるので洗わずに食べることができます。
水耕栽培に比べると、味や色や香りが強く出ます。果肉もしっかりとしています。
ただし、イチゴの生育にムラが出やすかったり、虫や病気の害が出たりと、栽培にはあるていどの経験と技術が必要です。
※土でつくると品種によっては甘みだけでなく酸味も強く出ることがありますが、それが本来の味なのです。
■石垣栽培■

静岡県の久能山一帯で行われており、教科書にも載っているので非常に有名です。昔は本当の石を組んで作っていましたが、現在は三角形の穴(写真の赤い丸)の開いたコンクリート板を積み重ねて栽培しています。「土耕高設栽培」ともいえるものでしゃがまなくてよく、イチゴに土も付かず清潔です。石に保温効果があるのでイチゴの生育も良いというメリットがありますが、全国的にビニールハウスでの水耕高設栽培が普及した現在では特色ある栽培法として観光資源としての価値もあります。
■露地栽培■

ハウスなしでイチゴを栽培します。ハウスで行う土耕栽培よりさらに天候や虫・鳥の影響を受けやすく、つくれる品種も限られます。いちご狩りができる規模で行っているところは大変珍しいです。自然の中で出来たイチゴであまり大きいイチゴは望めませんが、イチゴ本来の味を知ることができるので、イチゴ通にはオススメです。5月〜6月ぐらいの短い期間しか実ができません。
|